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ライナーノーツ
「ほう、こうくるか」 村山晋一郎『軌跡』の第一印象は、誰もがそう思うことだろう。作詞/作曲/編曲、全編セルフ・プロデュースによる本作は、アップ・テンポやミドル・テンポといった現代のR&Bの潮流として見られる“ヒットへの道程形態”をほぼ無視/排除した、ヴォーカルと流麗なメロディを全面的に押し出したスロウ・バラードを基調としている。彼がプロデューサー/アレンジャーとして功績を残してきた作品からは、到底イメージできないものだが、2004年以降に彼が手掛けた作品群を見てもらえれば分かるように、本作にも通ずる優れたバラードが目立つ。「(日本語での)作詞が苦手」と話していた彼だが、「和製ベイビーフェイス」という称号を授けてしまって申し分のない、甘く情感に満ち溢れる歌声が紡ぐ珠玉の楽曲に乗る、真率な歌詞にはぜひ耳を傾けて頂きたい。
ボーナストラックとして収録されている、村山晋一郎の一側面を見せ付ける「Danger Zone」のようなアップは、後の活動の布石となるのではないかと、期待を膨らませてくれる。
プロデューサー/アレンジャーとして名高い功績をあげてきた男が、男性ソロ・シンガーとなって国内のR&Bシーンを興隆させる。何とも頼もしく、そして、うれしい事実である。
text : 佐藤 公郎 (BLAST) |
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音楽業界の人間なら『村山晋一郎』の名を一度は目にした事があるであろう。
'99年に宇多田ヒカルのアレンジャーに大抜擢されて以来、作詞・作曲・編曲・演奏、更にバックコーラスをもこなす稀代のプロデューサーとして名を馳せ、ジャンルや国境の別を問わず様々なアーティスト作品にクレジットされるに至る。
プロデュース・エンジニアリングまで全て一人で行った、究極のセルフコンテインドアルバム<軌跡>は、『アーティスト:村山晋一郎』の誕生作なのである。 |
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最高のプロデューサーは最高のシンガーでもあった!
宇多田ヒカルをはじめ、平井堅、ケミストリー、クリスタル・ケイ、加藤ミリヤ、童子-T等、様々なアーティストのアレンジ、作曲、作詞&プロデュース等を手掛けるまさに「日本版ベイビー・フェイス」村山晋一郎の1stアルバム。 |
■TRACK LIST
01. Tomorrow  ̄a cappella intro ̄02. Reach The Sky 03. たどりつくまで04. After The Love Is Gone 05. Mind Journey To Infinity  ̄interlude ̄06. So Long 07. All About You 08. いつの日か09. To The Other Side 10. Dignity  ̄Interlude ̄11. 軌跡12. 生まれかわっても13. 未来14. Hope  ̄a cappella outro ̄Bonus Track. Danger Zone |
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